明日の空は何色だ

作家を目指し幾星霜。物書きの雑記ブログ。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ティーンエイジャー

呼びもしないのに帰ってきた極熱のために、洗濯を干しながら思わず「あつい……」と呟いた。洗濯物はすぐに乾いてありがたいが、朝は暑くて目を覚ました。今日はエアコンのタイマーをつけずに寝ようと思う。 悪夢を見たのも、暑かったためだろうか。学生時代の…

マニキュア

今日もネイルを買った。ピンクでラメの入っているやつ。こう書くと、幼い子が誕生日に買ってもらった報告みたいだ。 私の幼い頃は「ネイル」というよりも「マニキュア」ということの方が多かった。いつ頃から転換したのだろう。初めてマニキュアを知ったのは…

接点P

現実は私にとって常に醜悪で、人から逃げるように酒をあおることもある。自分にとって都合の悪いこと全てが嫌なのだろうか。そんなのただの我儘だ。 そう考えてしまうのが、自責の結果だとして。 別に考えてみたら、世界と自分の密接な接点のほか、接点と思…

終戦記念日

今日は鬱の症状である緊張、自責、希死念慮の相手で忙しかった。動かずにはいられないので、カーディガンの毛玉除去に没頭することにした。無心になれるので効果抜群だったが、作業に疲れて横になると三者が一気に襲来してくるので辛い。大好きな高校野球も…

夢日記

古い町に独りで住んでいる。最近夢に見る、間口の狭い町。建物は古いものばかりで、いつも曇り空。 私はどこかで拾った小さなお社(夢の中では“神棚”と表現していた)を抱え、スーパーで買い物をし、スーパーの横にある野球場のスタンドのような所で買った物…

盆踊り

今日、薬剤師に「もう大丈夫そうに見えるのに、薬がまた増えたね。人間は見た目じゃ分からんね」と言われた。何のつもりなのだろう。大丈夫そうにして出て行かないと痴漢に遭うのに、大丈夫そうにして出たら嫌味を言われるのだろうか。悶々としながら電車に…

リア充

前回に引き続き懐かしい言葉が、頭をよぎる。 「リア充」という単語を初めて聞いたのは、中学生の頃。意味を知った時、恋人がいないと人生は充実しないという含意を感じて眉をひそめた。それは今も変わっていないが、この言葉に圧を感じている自分がいる。そ…

コイバナ

「コイバナ」という言葉の響きに特別なものを感じていたのは、もう何年も前のことだ。 私は、恋愛にからきし縁がなかった。全くとは言わないが、あまり良い思いはしてこなかった。中学の時は恋に焦がれて、高校の時は友人に毛が生えたような恋人ができて、大…