明日の空は何色だ

作家を目指し幾星霜。物書きの雑記ブログ。

回復軌道

久し振りにブログを書く。

 

6月頃から散歩を習慣にして、うつ病の症状が改善されていった。

 

自分の人生は自分で切り拓くしかない、と思える気分にまでなっている。希死念慮を抱え、真夜中に死ぬ方法を考えていたのは、ほんの1年前のこと。

気力の欠乏する病気だから、ここまでエネルギーが湧いてきたということは寛解したと思っていいのだろうか(医者に聞け)。

 

ここまで回復したが、うつ病の人が誰しも「希望を持てるようになるよ!」と言ってはならないなと思うし、他人の希死念慮を否定してはいけないなとも思う。

通院する病院がBADな場合もあるし、環境のしんどさにはかなり個人差がある。希死念慮はほんとうに絶命したいというよりか、「逃避」カテゴリの中から「死」しか選べない状態なので「死にたい」と言っていることの方が多いという印象だ。要するにめちゃくちゃ追い込まれている。自分は医者以外に希死念慮を表明することはなかったが、それは「逃避願望まで否定されたら嫌だなあ」と思っていたから、と今は感じる。だからせめて、他人の希死念慮を単に否定はせず、意思を汲み取るようにしたい。

 

元来、自他の別なく甘えが苦手な人間で、だからこそうつ病になったはずだ。病気になったことでもっと上手にエネルギーのやりくりをしなければならないと危機感を覚え、多少の甘えは仕方がないと割り切るようにはなった。

でもやっぱり、悪い状況に対して自責20%他責80%の思考に対しては「甘えるな!」と怒りすらわいてしまう。病気の再発が心配だ。

一方で、病気で自分が180度変わってしまうのでは、という虚しさを覚えていたので、怒りを持てる自分が嬉しくもある。

 

落ち込んでも、色んなところからエネルギーをチャージして、たっぷり眠って、やれるように頑張っていきたい。