明日の空は何色だ

作家を目指し幾星霜。物書きの雑記ブログ。

通院

今日は3週間ぶりの病院だった。

ついこの前まで毎週通っていたので、間が空きすぎて逆に緊張してしまう。薬が身体になじんでいくはやさを考えるとたしかに、3週間くらい見た方がいいと納得している。でも朝からそわそわして、とるものも手につかない。

 

それでもまあ行ってしまえばこちらのもので、経過は良好とのこと。毎日散歩をするという次のステップを提示され、帰りはさっそく歩いた。いつもバスで通っているが、無理な距離ではない。

中学の通学路を歩き、高校の通学路を歩き、ノスタルジイと知人に遭遇するのではというビビりの中で歩いた。好きだった桜の老木があとかたもなくなって家になっていたり、水筒を洗うたわしみたいな花が生える木が切られていたり、主に自然が楽しい。鮮やかな新緑が、空に向かって手を伸ばしていた。思い出の中を歩いているのに、新しい気持ちになった。

 

田んぼには水が張られていて、その中を鳥がゆっくり歩いていた。あめんぼがすいすい泳いで、田植えが待たれる。散歩コースに設定してもいいなと思う。

日影を歩けばまだ涼しく、気温は高めだが、夏はまだまだだと安心する。これから散歩をする日々になりそうだが、暑くなるのは勘弁だ……。そうはいっても季節は前に進むけど。

 

帰ってからの甘い物は身にしみた。1時間ほど、歩数にして8000歩ほどだが、とても疲れた。ただ歩いただけでなく、病院にも行ったからだとは思う。

 

今日の夜はよく眠れるといい。そして朝はすっきり起きれるといいな。疲れた日に限って眠れないという妙な体質なのであまり期待はしないでおこう。

 

色んなものを見て、楽しい日だった。