明日の空は何色だ

作家を目指し幾星霜。物書きの雑記ブログ。

サマーギフト

悪い夢や幻覚を見ないように、対策を打った。考え方を変えたい、世界の見方を変えたいと思って、動けるときに動く。いつもできるわけじゃないので瞬発力がいる。できる時にやる。

 

利他的にすぎるのかもしれない。とも思うが、ひっかかったら解消するようにしている。もちろん動けるときに。うつになる前は「暑いと感じたら窓を開けよ」と思い、たとえ気が向かなくてもとにかく窓を開けることを優先していた。でも気持ちがついていかないのにやったところで、また別の疲れを背負うだけだった。

 

それでもやっぱり悲しくなってきて、頭が痛くなってきて、元気がなくなってくる。私は何がしたいのだろう。きっと決定的な破局が怖いから回避策取ってるんだけど、やっぱり疲弊する。自分のどの声を信じたらいいか分からなくなる。極に寄るのは鬱の元だが、それでも安心できる位置が分からない。

 

人を喜ばせるのが好き。自分と接する時間、一瞬でもポジティブな感情になってくれたら嬉しい。それは私自身が大事にしたいこと。問題はそのために自己を犠牲にすることと、その逆……マイナスな感情を持たれることを極度に恐れていること。対人の感情は、その人との関係性によって増幅されるものだと思っている。だから親しい人ほど、怒りや悲しみを持たれるのが怖くなる。でもそれは一方で、他人と自己を同一化しすぎている気がする。あなたがなければわたしもない。相手は相手の尺度で怒り、喜び、私は私の尺度で怒り、喜ぶ。「喜ばせる」というのも、本来大きなお世話なのかもしれない。

それでも、親しい相手ほど、いつも楽しくなる話題や気遣いの仕方が分かる。それを丁寧におくったらいい。

 

そう綴ったところで、不安な気持ちは消えないけど。

ゆっくり付き合ったらいいよ。

おやすみ。